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議会報告

2008    3月議会・一般質問(廃食用油の再生活用について)!

市章
質問内容

    1.ゴミの減量対策について

  ・廃食用油の再生活用について

  ・廃油燃料再生装置の設置について



 


それでは、質問に入ります。吉田市長が二期目をスタートされてから、もうすぐ一年が経過致します。

その時の決意を、「変わろう高田」をスローガンにされ市民が主役の市政・市民と共に汗をながす行政の進展に全力を尽くすため、「新・高田」を創る4つの政策目標を挙げられました。
 


そして、その一つの柱に、美しい安全・安心のまちづくりがあります。
市長は、その中で、環境問題ヘの取り組みを挙げられまた。
 

そして、「豊かでクリーンな環境」を実現するため、環境への負担を低減する循環型社会の実現が大きな課題と述べられておられます。
 

このことは、本市だけではなく、日本全体いや地球規模での、重要な課題では、ないでしょうか。
 

大変大きな話しになりましたが、私は、本市から発信して、少しずつでも出来るところから施策を展開して頂きたいと考えております。
 

その一つとして、今、ゴミの減量対策の一環として学校や各家庭から出される廃食用油をバイオディーゼル燃料にリサイクルして活用することが注目されております。
 

本市の小学校8校だけを例に挙げても、排出される廃食用油は、一ヶ月に約1,400リットルと伺っております。
 

そのまま捨てると環境汚染になる廃食用油をリサイクルし、それを精製してバイオディーゼル燃料に再製して、市のデーゼル車やクリーンセンターの収集車の、軽油代替燃料として利用しては、いかがでしょうか。
 

こうすれば、更なるゴミの減量化・さらなる費用対効果が生まれ、また、植物系燃料であるため、京都議定書上の二酸化炭素は、ゼロとカウントされるなど、まさに豊でクリーンな環境を実現する一環にもなるのではないでしょうか。
 

そして、費用対効果を例に挙げますと、バイオディーゼル燃料を精製してゴミ収集車の軽油代替燃料として使用することにより、現在使用している軽油代金1リットルあたり、122円の燃料費がゼロ円となります。
 


例えば、現在のゴミ収集車全体の毎日の燃料補給が日に200リットルとして一日の燃料費は軽油1リットル122円ですので、日に24,400円の支出となります。
 


例えば、毎日、200リットルのバイオディーゼル燃料を生産すれば、日に24,400円の支出がゼロ円となり。一ヶ月の燃料費61万円の支出がゼロ円となります。


廃食用油の精製する方法として、例を挙げますと、東京都八王子市や多摩市では、ゴミ収集車の軽油代替燃料として利用を始めるためバイオディーゼル燃料再製装置を約400万円で購入し、清掃事業所内に設置し、毎月約600リットルの廃食用油を集め、ほぼ同量のバイオディーゼル燃料を生産する取り組みが報告されております。
 

先にも、述べましたが本市の場合、このバイオディーゼル燃料再製装置を約400万円で購入しても、約7ヶ月で減価償却され、その後は月に61万円の財源確保となるので、年に732万円の財源確保につながります。
 

そしてバイオディーゼル燃料再製装置ですが、平らな所に置くだけの簡単なものや、軽トラックに乗せて移動稼動できる簡単な燃料再製装置だと伺っております。
 


バイオディーゼル燃料はどんなディーゼルエンジンにも改造不要で、そのまま使う事ができるとともに、軽油と比べて潤滑性が大きく向上するため、燃料タンクやフィルターまでのホース間に蓄積していた汚れが剥がれ、汚れの付着を軽減する効果があるとのことです。
 

又、車や工場から出る、使用済み潤滑油等の色々な廃油、油分が大量に出た工場廃液などを燃料化できる、BMF(バイオミックスフューエル)方式を用いた、廃油再製燃料化装置もあると伺っております。
 

BMF(バイオミックスフューエル)方式で再生された燃料は、A重油・軽油・灯油との混合燃料にすることができ、多用途に使用可能であり、ボイラー、一つを例にあげますと、A重油と混合してボイラーの燃料としても使用ができ、混合した分は燃料費が安くなり、たとえば40%廃油再生燃料を混合した場合40%燃料費を削減できると伺っております。
 

本市においても、各学校や家庭、飲食店等から排出される廃食用油を収集すれば、更なるゴミの減量化、費用効果が生まれ、地球温暖化の最大要因と言われる二酸化炭素削減の為、そして本市の財源確保のために行ってみては、いかがでしようか。
 


市長のお考えを、お尋ね致します。

以上で私の壇上での質問を終わります。


市章
※『回答』
市長【吉田誠克】

萬津議員さんの、ゴミの減量対策の廃食用油リサイクルについてのご質問にお答え申し上げます。


萬津議員さんには、清掃対策特別委員会,委員長として、環境に優しいごみゼロ社会ヘ向けた考え方で、レジ袋の削減、この度は廃食用油をリサイクルしバイオディーゼル燃料に再生してはということで、実践に向けた取組みにご理解をいただき、更なるゴミの減量化、費用対効果にご理解を賜りありがとうございます。


1997年に京都議定書が制定されて以来、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの削減が緊急の課題となっております。
 


本市の廃食用油につきましては、年間約5,000リットルを民間事業者にて、無償で回収していただいおり、学校においても、別の業者が年間約20,000リットル無償回収し、飼料や肥料に精製され、一部は燃料の原料として使用されております。


ご指摘の地球温暖化の最大要因と言われます、二酸化炭素の削減、ゴミの減量化等、環境への負担を低減する循環型社会「豊かでクリーンな環境」の実現に向け種々検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。


市章
※『回答』
環境衛生部長【木下安松】

萬津議員さんの、学校や各家庭から出される廃食用油をリサイクルしバイオディーゼル燃料に再製してはどうかについてのご質問にお答え申し上げます。

昨今環境問題への取組みが社会的に求められており、地球温暖化防止のため特にCO2排出削減は急務となっております。

また、異常なまでに原油が高騰しさまざまな影響を与えております。

バイオディーゼル燃料は、燃焼させても大気中のCO2を増加させない「カーボンニュートラル」な燃料として位置づけられCO2削減対策の一つとして、大変注目を浴びている燃料でございます。

本市における現在の廃油回収でございますが、市内13ヶ所を月1回、2自治会、1商店は随時、民間業者にて無償で回収していただいておりますバイオディーゼル燃料とは、家庭やレストラン、食堂から回収された使用済み植物油をエタノールと反応させることで、粘り性や引火点を低くしディーゼル車に利用できる燃料に精製したものであります。

また、画期的ものとして、車や工場から出る、使用済み潤滑油等の色々な廃油、油分が大量に出た工場廃液などが燃料化できる、バイオミックスフューエル方式を用いた、動植物性廃油再生燃料化装置もあります。

ご指摘の行政で取り入れてはどうかとのことですが、ハード面、維持管理面回収方法、回収量等様々な問題点があると思われますので、更なる研究・検討してまいりたいと考えております。

検討期間中も、廃食油の回収に努め、ゴミの減量や河川の汚濁防止など地域環境の保全に努めてまいりたいと、考えておりますのでよろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。


市章
【萬津力則】

私の質問に対し、詳細なご答弁をいただき、ありがとう御座いました。

まだ、この試みは、始まったばかりでございますが、是非とも本市にお

いて実現できる事を願う次第であります。

これで、私の一般質問を終わります。
 


 

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